ロシア連邦でも異彩を放つ、タタールスタン共和国はどんなところ?

ロシア連邦でも異彩を放つ、タタールスタン共和国はどんなところ?

ロシア連邦でも異彩を放つ、タタールスタン共和国はどんなところ?

日本から「近くて遠い」と言われるロシアには、まだまだ日本では知られていないことがたくさんあります。そんなロシアには、様々な民族がともに暮らしています。民族として大部分を占めるのが「ロシア人」で、ロシアの民族比率の約77%を占めています。

そして、2番目に多い民族が3.7%を占める「タタール人」です。ロシアにいるタタール人の大半が暮らしているタタールスタン共和国はロシア連邦の中でも独特の歴史・文化をもつ共和国です。

そして何を隠そう、GlobITy編集部スタッフもタタールスタン出身!今回は、そんなロシア連邦の中でも異彩を放つタタールスタン共和国について紹介していきます。

出典: tvil.ru

タータル人はどんな民族?

タタール人は民族としてロシア連邦で2位を占めています。日本から見ると珍しく聞こえるかもしれませんが、ロシアには約200以上の民族が暮らしてると言われています。タタール人はテュルク系民族グループを形成する民族の一部です(モンゴル系やツングース系など時代や場所によって示す民族は異なります)。テュルク系民族グループには他にもトルコ系やイラン系、中央アジアの民族も含まれています。

言語としては、タタール語はトルコ語と多くの共通点があると言われています。また、面白いことにタタール語は、動詞が文章の最後に来ることや単語の修飾方法などの観点から、日本語とも似ている部分があります。

ロシア正教を信仰する人もいますが、タタール人の大部分はイスラム教徒です。そのため、タタールスタン共和国ではイスラム教の祝日も国の祝日とされています。ですので、タタールスタン共和国での祝日はロシア連邦の他の地域よりも多くあります。


出典: Pinterest

タタール人の文化

タタール人はイスラム教を信仰する人が多いので、タタール文化もイスラム教を信仰する国々のそれと似ています。

例えば、タタールスタンにあるイスラム教の祝日の中には、ラマダンの終わりに祝われる犠牲祭があります。 犠牲祭では、伝統に基づきヤギや羊が屠畜されます。

他にも、タタールスタン共和国ではサバントゥイと呼ばれる祝日があります。もともとは休息の日とされていましたが、今では様々な競技(競馬、障害物競走、卵を使ったスプーンレース、棒上での袋格闘技、ポット割り、サワーミルクの中からのコイン探しなど)やコンサートが行われていれます。

出典:angi.ru

IT分野を中心に発展を続けるタタールスタン共和国

タタールスタン共和国はロシア連邦の中でも、近年急速に発展している地域の1つで、またその独特の文化・歴史としても有名です。また、ロシア連邦の1つの共和国でありながら、タタールスタンの大統領がおり、また、独自の憲法もあります。

石油やガスなどの資源が豊富であることも注目を集めており、ロシア連邦も、特にIT分野を中心とした産業の発展のためタタールスタンに大きく力を注いでいます。例えば、CIS諸国の中では最大とされるトラック製造会社KAMAZもタタールスタンに本社が置かれています。他にも、タタールスタン共和国には3か所の経済特区が設けられています。

おわりに

ロシアで異彩を放つタタールスタンは「1度訪れてみれば必ず魅了される」とも言われています。GlobITy編集部のオフィス(TalentEx)もタタールスタンの都市カザンにあり、もし訪問される機会がございましたら、ぜひ、おもてなしさせて頂きます!

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